6 月

22

よく使用する敬語

「敬語」は社会人の必須アイテムです。
学校に通っている学生でも、教師や先輩と話す時に使う機会がありますが、そうした場合は敬語の中でも「丁寧語」を使うのが圧倒的に多いものです。
丁寧語といっても、かなり適当というのが一般的な感覚ではないでしょうか。
しかし、社会に出てビジネスマンとして仕事をする上ではそうも言っていられません。
ビジネスマナーの基本中の基本である敬語をしっかり使う事ができなければ、どこかで大きな失態を招いてしまう事でしょう。
ビジネスマナーの遵守の為にも、敬語はきちんと学んでおく必要があります。
では、実際によく使う敬語についてご紹介していきましょう。
まず、会社の呼び方です。
自分の会社を指す言葉、相手の会社を指す言葉ではそれぞれ違います。
自分の会社は「弊社(へいしゃ)」「当社(とうしゃ)」、相手の会社は「御社(おんしゃ)」「貴社(きしゃ)」などという言葉を使います。
これはビジネスマナーの基本中の基本です。
次に、主に電話対応で使う言葉について紹介をしておきます。
相手に対してその身分を聞く場合の言葉は「失礼ですが、どちら様でしょうか」という聞き方で問題ありません。
用件を聞く場合は「どのようなご用件でしょうか」、待機させる場合は「少々お待ち下さいませ」「お待たせ致しました」で問題ないでしょう。こういった正しい言葉を使う事で、社会人としての責務を果たす事ができます。
丁寧語は比較的間違える事は少ないのですが、尊敬語、謙譲語は迷ってしまうことも多いようです。
例えば、行くの場合は、尊敬語は「いらっしゃる」、謙譲語は「参る」か「伺う」です。
これを、自分が行く際に「そちらにいらっしゃいます」とはさすがに言わないでしょうが、相手が来る事を「こちらに伺うようです」とは言ってしまうことがあるかもしれません。気をつけましょう。

社会人に限らず、人として挨拶がいかに重要かということは既にお伝えしました。
しかし、社会人の挨拶には日本独特の儀式があります。
ビジネスシーンにおいて初対面の相手の場合は、必ず行われる、社会人ならではの挨拶・・・それは、「名刺交換」です。
名刺交換は、初対面の際に行われるビジネスの慣行儀式です。
これは単に、個人の挨拶というわけではなく、自分の所属する会社、自分の部署を代表して、という意味合いがあります。
その為、名刺交換というのは、普通の挨拶以上に重要なビジネスマナーと言えるでしょう。
その名刺交換ですが、単に自分の名刺を出して相手の名刺を受け取るだけではNGです。
名刺交換にはルールがあり、それができなければビジネスマナーを守ったとはいえません。
まず、こちらが相手方を訪問する場合は、事前に名刺入れから必要枚数を抜いて、取り出しやすい状態にしておきましょう。
次に、名刺交換の際は必ず立ち上がること!常識です。
さらに、名刺を渡す時、もらう時も重要です。
渡す時は自己紹介をしながら渡し、受け取る時は白紙部を持つようにしましょう。
受け取る時には「頂戴致します」などの言葉を発するのが好ましいですね。
名刺交換のポイントは、手間取らない事と、手間取らせない事、そして胸の高さで交換する事です。
以前、長野県の元知事が目の前で名刺を折られた事件がありました。
こうした行為は、たとえどんな事情があろうと、その時点でマナー違反、すなわち社会人失格です。
自らの格を下げるだけでなく、所属する会社や団体の格まで下げてしまうので決してやらないようにしましょう。

3 月

27

ビジネススーツの選び方

ビジネスシーンにおけるスタンダードと言えば、「スーツ(背広)」ですね。
ビジネススーツの着こなし次第で、その人の評価(第一印象)はかなり変動します。
ビジネススーツをしっかり着こなせる人は、上司からも同僚からも一目置かれることでしょう。
ビジネススーツの選び方は、ビジネスマナーにも直結します。
ビジネススーツは、いわば社会人の制服とも言えるものです。
制服をきちんと着こなすというのは、マナーのひとつであり、非常に大切な事です。
ビジネススーツをラフに着こなすのはファッションとしてはアリなのでしょうが、ビジネスマナーとしてはちょっと・・・。
あくまで、制服であるという事をしっかり念頭に入れた上で、スーツの選択を行いましょう。
では、どのようなスーツがいいのでしょうか。
まず色柄ウンヌンよりも、身体に合ったサイズのものを選ぶ必要があります。
子供が成長を見込んで少し大きめのサイズを選ぶということはありますが、大人がスーツを選ぶ際にはジャストサイズが基本です。
袖の長さは長すぎないように、パンツ丈は靴のかかとが軽く隠れる程度にあわせておけば問題はないでしょう。
次に、色です。
スーツの色は、はっきり言って選択肢はありません。
基本は紺色で、その濃淡というのが一般的です。無難に行くならやや濃い目の紺、自分を明るく見せたいならば淡い色が好ましいと思います。
重要なのは、ある程度数を揃えておく事です。
クリーニングに定期的に出しておかなくては、清潔さが保てません。
着回しできるように、少なくとも3着くらいは同じものを持っておきましょう。

社会人にとって「身だしなみ」は非常に重要です。
「外見で人を判断するな」という教えがありますが、ビジネスシーンにおいては別です。
実際問題として、ビジネスにおいてはある程度外見で人は判断されます。
どういった服装なのか、髪型はどういった風なのか、アクセサリーは、ネクタイは、靴は・・・あらゆる部分が評価の対象となります。
第一印象は外見で判断されるといっても過言ではないでしょう。
外見というのは、例えば顔に関して言えば生まれつきのものなので変更しようがありません。
生まれつきの部分については、ビジネスの世界でどうこう言われる事はありません。
しかし、それ以外の部分に関しては、ほぼ全てが評価対象と考えていいと思います。
その中でも、服装や髪型といった身だしなみはとても重要で、これによって第一印象の大半が決定するといってもいいでしょう。
身だしなみというのは、外見ではありますが、実際にはその人の内面を映し出す鏡にもなっています。
特に、マナーをきちんと身につけているかどうかは、言葉遣い以上に身だしなみに現れます。
スーツやネクタイの色や質、髪の色、アクセサリーの大きさなど、どの程度まではマナー違反にならないのかというラインをしっかり把握している人ならば、それを越える事はありません。
逆に言うと、ビジネスマナーを理解していない人は、その一線を越えてしまいます。
人と同じ服を着ろと言っているのではありません。
しかし、スーツが嫌いだから着ない、というのではいつか破綻が来てしまいます。
スーツを着るのが嫌いでも、TPOに合わせて身だしなみを整えられることがビジネスマナーでは求められます。

ビジネスマナーに限らず、何事にも基本があります。
ビジネスマナーにおいては挨拶が基本になります。
ビジネスマナーでは特に基本が重要、ということは挨拶がとても重要だということです。
単純に挨拶ができるかどうかというのは、子供の頃の家庭や学校での教育が大きなウエイトを占めます。
育った環境次第では、全く挨拶をする習慣がなく、なかなかはきはきと言えなくなってしまう人もいるでしょう。
そういった場合には、自己啓発セミナーなどを受けてでも挨拶ができるようにならなければ、社会ではとてもやっていけません。
挨拶も出来ないような人間は、社会ではまず相手にもされないのですから。
では、ビジネスマナーにおける挨拶を具体的にご紹介しましょう。
大体の目安ですが、午前11時までは「おはようございます」、11時以降は「お疲れ様です」、「こんにちは」、退社する際は「お先に失礼します」、退社する人に対しては「お疲れ様でした」というのが基本です。
もちろん、相手、立場が違えば言葉遣いも違ってきますし、中にはどんな時間帯でも「おはようございます」が基本の世界もありますが、まずはこれらをしっかり使うことがビジネスマナーの基本と言えます。
挨拶はコミュニケーションにおける出発点であり、第一印象を決める要素でもあります。
挨拶ができないだけで自分を低く見られることに憤りを感じる人もいるようですが、実際問題、挨拶にはその人の礼儀が全て集約されています。
これをしっかりできなければ、社会から締め出されてしまうことさえあるのです。
必ず、挨拶はしっかりと、はきはきと言えるようにしましょう。