社会人が初対面の際に行う「名刺交換」ですが、この名刺交換にはビジネスマナーに則った手順(ルール)というものが存在しています。
ルールを守らないことには、ビジネスマナーを守れているとはいえません。
当然、名刺を受け取った相手方に与える印象も悪くなってしまいます。名刺交換は自分自身の問題だけではなく、所属部署、そして何より勤めている会社を代表して行う行為です。
自分の名誉を傷つけるだけならともかく、会社の面子を潰すというのは、あまりにも無責任というものです。
ビジネスマナーをしっかり遵守し、正しい手順で名刺交換を行う必要があります。
まず、名刺交換の際、どちらが先に名刺を出すか、相手方が複数の場合は誰から渡すのがいいかという点で迷う方がおられるのではないでしょうか。
1. 訪問者か否か。
2. 立場はどちらが上か。
3. 相手方の中で誰が上役か。
上記3つが重要です。
まず、訪問者が先に名刺を出すのは基本中の基本です。
自分が訪問する場合、絶対に相手から出すということがないよう、すぐに名刺を出せる準備を整えておきましょう。
立場に関しては、この際考慮する必要はありません。
訪問者である自分が先に出す、という事を念頭に入れておけばOKです。
そして、相手方が複数の場合は、上役の方から先に渡します。
わからない場合は、外見や座っている場所などから判断する必要があります。
(事前にリサーチしておくのもいいと思います。)
名刺を受け取ったら、その名刺をすぐに名刺入れに収めるのはタブーです。
座る場合は自分の名刺入れの上に並べてテーブル上に、立ち話の場合は腰の高さより下に落とさない状態で持ったまま話をするようにしましょう。
昨今、マナーが身についていない人が多くなってきているようです。
この「マナー」とは日本語で行儀・作法ということになりますが、昔は叩き込まれたものです。
マナーというのは社会にでる前にしっかり身につけるものという考えが当たり前だったのですが、最近はあまりにも礼儀知らずな若い人達が増えているようです。
こうした傾向はインターネットの普及とともに顕著になってきています。
ここ10年ほど、インターネット上でのマナー(ネチケットと呼ぶこともあります)は最悪な状態が続いています。
特定の掲示板、特定のサイトのみではなく、あらゆるサイトで傍若無人な言動を行う人達が急増しています。
また、学校でのいじめに「裏サイトでの中傷」という大きな項目が加わったことも大きな特長です。
学校の生徒や教師を名指しで中傷するような行為が頻繁に見られるようになり、日本における若年層の礼儀作法というものは、地に堕ちた状態といわざるをえません。
ですが、社会人ともなるとこうしたマナー違反は許されません。
横柄な態度や言葉遣いをすれば、仕事がなくなることに直結してしまいます。
不況、就職難のこの時代、そのような事で世間を渡っていけるほど、今の社会は甘くありません。
いつまでも若い時のようにはいかないということです。
こうした背景の下、ビジネスマナーの重要性が再認識されています。
ビジネスマナーをしっかり学ぶ事で、他と差をつけようという事です。本来は身についていて当たり前の物で差をつけるというのもむなしい事ではありますが、現実として有効である以上は利用すべきだと思います。
-少しでも就職に有利なものを身につけたいという人-
-常識ある大人となって、仕事をこなしたいという人-
-早く出世して、お金を稼ぎ地位と名誉を築きたいという人-
こういった志の高い人は、社会に出る前からビジネスマナーを身につけておきましょう。